元ヅカヲタが思う坂本くんにやってもらいたい宝塚男役ベスト5
みなさん、V担の、いや日本国民の最大の夏の祭典愛なんだ2017どうでしたか?
本当に素敵な番組だったからこそ、平日の7時からという難しい時間帯ではありましたが*1、視聴率などの結果に繋がってほしいと切に願っています……!
ところで今回私は、はじめて電波ジャックを追いかけるという体験をしました。
前日までは「私は飽きっぽいしどうせ途中で興味失うだろうな〜」とか思っていたのですが、
いざ始まってみれば、朝から恋弾コンビが生放送で見られる環境に感謝し、
イリュージョン健くんのファッションチェンジにいちいち騒ぎ、
あざとかわいいスーパーアイドル三宅健のお願いポーズ🙏*2に灰となり、
にこ健更新でその可愛さに平伏し、M garallyでまさかの坂剛爆弾に被弾し、
恋弾コンビの尊さに桃源郷が見えるという、まさにお祭り騒ぎでした。
つい数ヶ月までは「番宣のために番組録画する人の気が知れない」とか言ってたのに人って変わるんですね。
正直めちゃくちゃ楽しかったです。
とまあ本編が始まる前からフルスロットルで、本編始まったらどうなっちゃうの?というテンションでしたが、
実は愛なんだ2017の観覧に奇跡的に受かっていたため*3
内心「一度本編は見てるから余裕ある〜」とか余裕ぶっこいてました。
結果、全然余裕なかったです。
よく考えれば、そもそも私の残念視力+超後方席で細かいところまで見えているはずなかった。
メンバーもいたからそっちに集中しちゃって、VTRは気もそぞろだったし。
本編見ながらTwitterで感動を吐き出し、先輩方の鋭い視点にまた感動し、
本編も十二分に楽しみました。それにしても3時間早かった。体感30分だった。
もう番組のどこが素晴らしかったとか、最高に萌えたとかそんなこと書き始めたらキリなくなっちゃうし、
なにより処理能力がミジンコ並の私はあと3回くらい見ないと消化しきれないと思うので、やめます。
じゃあなんで今ブログ書いてるのかっていうと
寝れねぇんだ興奮して。
ということで、ミュージカル部の王子様マサさんに興奮した勢いで
坂本くんにやってもらいたい宝塚男役ベスト5を勝手に発表したいと思いまーす!
今もう3時過ぎだけど気にしない!
ちなみに今回はお芝居のみからの選出としました。
思ったより結構難しかった…
どうやら私はどーーしても女にだらしない坂本くんが見たいらしく、
似たような役ばかりリストに挙げてしまってそれを除外したら何も残らない状態になったり(笑)
まあ、宝塚のイケオジポジションが大抵そういう役だということもありますが。
第5位 シャルル・アルトワ(月組 1789-バスティーユの恋人たち-)
月組の1789は、フランス初演のフランス革命を題材としたミュージカルで、
宝塚では小池修一郎先生潤色・演出で2015年に月組で上演されました。
主人公はフランス版と同じく貧しい民衆であるロナンですが、宝塚システム*4のためフランス版と宝塚版では話は結構違います。
来年も東宝ミュージカルで再演されます。
私はこの月組版1789が大好きで、貯金が枯渇するまで通いました。後悔はしていない。
このミュージカルはいわゆるフレンチロックミュージカルと言われるもので、
劇中歌はロックなのでミュージカル慣れしていない人にも聴きやすいと思います。
私の一推しは夜のプリンセス。興味のある方はyoutubeにフランス版がありますが、アレンジかなり違います。
坂本くんにやってほしいのは、上のポスター写真の左奥の人、シャルル・アルトワです。
この人はルイ16世の弟で、虎視眈々と王位を狙っているのですが、
媚薬でヒロインを落とそうとしたり、
「私は神と同じだ、アポロンだ〜」とか歌うくせに、
色々企むだけでなんにも成し遂げなかったひとです(笑)
私は坂本くんに対して男らしい色気は感じても、
妖しくてちょっとうさんくささのある色気のイメージはなかったのですが、
きっと坂本くんならまた新たな一面を見せてくれるんじゃないかと思って選びました。
あと、あの美声で私は神だソング歌ってほしい。
絶対、最高にかっこよくて最高に間抜けで最高におもしろいはず(笑)
第4位 フランツ・ヨーゼフ(エリザベート-愛と死の輪舞-)
エリザベートはオーストリア=ハンガリー帝国のエリザベートの生涯を描いた、ウィーン初のミュージカルで、
宝塚や東宝でも何度も上演されている超人気演目です。
近年では、シシィ(エリザベートのこと)の息子であるルドルフ役で
ジャニーズJr.の京本大我くんが出演したので、馴染みのある方も多いと思います。
これに坂本くんが出た日には大変。
ただでさえ酷いチケット戦争は血で血を洗う戦いになるでしょう。
それでも出てほしい。だって、フランツってこんな衣装着るんです。
由緒正しい軍服に身を包んだ王様の坂本くん見たくありません??
しかも、フランツってマザコンで王としての職務にはひたむきで妻を愛していて、
嫁姑戦争の間に挟まれてちょっと疲れて浮気しちゃってそれを責められたりするんです。
見たくありません???
ルキーニ*6でキッチュとか歌ってほしいって気持ちも存分にあるけど、
今の年齢を重ねた坂本くんだからこそ、ちょっと弱くて優しい生真面目なフランツができると思うんです。
すでにジャニーズである京本大我くんもエリザベートに出演しているわけですし、かなわない夢じゃない。
東宝の偉い人、お願いします。
第3位 ラザール・ペイロール(月組 1789-バスティーユの恋人たち-)
第5位の作品と同じ作品より選びました。私がこの作品を好き過ぎるっていう説もあります(笑)
ペイロールは貴族将校で、言うなれば主人公ロナンの敵です。見た目はこんな感じ。
1幕では主人公のロナンを拷問し、洗脳します。
どSな坂本くんの拷問シーン見たいと思うのは私が変態のせいですか?
2幕では民衆を無慈悲に攻撃します。
彼は貴族で、そもそも民衆と貴族が同じ生き物だとは思っていないんです。
だから平民がどれだけ反乱しても、それは武力で押しとどめることが当たり前だと思っているんです。
坂本くんに虫けらを見るような目で見られたいと思うのは私が変態だからですか?
ペイロールが軍隊を民衆を攻撃させる時、恍惚とした表情でオーケストラを指揮するかのように
軍隊を指揮しているんでそこだけでもいいから見たいです。
ただ1789は坂本くんにやってもらうとしたら東宝版じゃなくて宝塚版がいいんですよね…
無理なの分かっているし、本当にただの個人的趣味なんですけど東宝版はなんか違う気がして……
かの有名なジョージ・クルーニー主演のオーシャンズ11をミュージカルにしたもので、
小池修一郎先生脚本・演出で2011年に星組で初上演されました。
その後2013年に花組で再演し、2014年には香取慎吾くんが主演で上演されました。
私は香取くんバージョンは見ていないので今回は参考にしませんでした。
坂本くんにやってほしいのは、2013年に上演された花組バージョンのオーシャンズ11。
ダニーってどうしようもない天才詐欺師で、妻のテスから刑務所に離婚届送られてきてもめげないし、
むしろ出所したらすぐ妻と妻の恋人のところに乗り込んじゃうんですよ!
しかも妻を取り戻すために、妻の恋人から詐欺&強盗でお金を奪うという。
一番坂本くんにやってほしいシーンは、ダニーとテスのなれそめ回想シーン。
ダニーは駆け出しの歌手だったテスに一目惚れして、ある雨の日、傘をもっていない彼女を自分のジャケットを雨よけにして家まで送ってあげるんです。
そのあとは……ねえ。
このシーン、死ぬほど坂本くんにやってほしい。
まだいたいけで狡い男のことなんて分かってないテスにつけこんで、
余裕ある男のふりして女を落とす坂本くんが見たい!!!!!!!!!
そもそもさ、ジョージ・クルーニーってちょっと悪そうで、優しそうで、スレンダーで男の色気たっぷりのイケオジな俳優さんじゃん。
もうそれってただの坂本昌行じゃない????
(参考画像)
ね??????
その時はモロイ兄弟は総マリちゃんでやるといいと思うよ。
香取くんバージョンの時にJr.の安井くんと萩谷くんが演じてた可愛くてちょっと間抜けな二人組だよ。
Jr.の真田くんがやってた、伝説のスリだった父親を超えられなくて拗ねている可愛い若手スリの役は菊地風磨くんがやればいいんじゃないかな。
ちなみにこれはセクゾもJr.も全く詳しくない私が4~5年前の印象を元にテキトーに言ってるから気をつけてね。
第1位 キャピュレット卿(月組 ロミオとジュリエット)
ここに来てそれかーーい!って感じかもしれないけど、
もともとこれを書きたくてこの記事書き始めたからしょうがないね。
キャピュレット卿の坂本くん見たい、まじで。
ごめん、私が舞台写真買わない派のせいでこんな画像しかなかった……
ロミオとジュリエットはフレンチロックミュージカルで、宝塚では2010年に星組公演が初演です。
以来、大人気演目となり、多くの組で何度も再演されています。
その中でも私が好きなのは月組のロミオとジュリエット。
お気づきかもしれませんが私は月担です。
なにより月組版のロミジュリが最高なのはキャピュレット卿のソロがあること!!
キャピュレット卿とはジュリエットの父のことです。
キャピュレット卿は典型的なダメな父親で、家が傾いているというのに女と浮気するしギャンブルもします。
そのせいでキャピュレット夫人に「夫を愛したことなどない」と歌われてしまうほど。
ロミオとジュリエットが結婚した後、キャピュレット家とモンタギュー家の若者の間で抗争が起き、
その最中にロミオはティボルト(ジュリエットの従兄弟)を殺してしまったため、その罪で追放となります。
するとキャピュレット卿は、ジュリエットに街1番の金持ちと結婚しろと命令します。
反抗するジュリエットを思わず殴ってしまうキャピュレット卿。
ジュリエットが立ち去った後に一人残されて、
「娘よ、お前は冷たい父親だと思うだろう。でもお前が憎くて押し付けるわけじゃない。いつか分かり合える日が来るだろう」*7
と哀愁たっぷりに歌うわけです。
キャピュレット卿も彼なりに娘や家のためを思っての行動だけど、理解されない悲しさと、滲み出る色気。
こんなの、坂本昌行にやって欲しすぎると思いませんか??
むしろキャピュレット卿主人公の番外編とかやってほしいです。
あ、でもロミオとジュリエット本編の家族の確執も控えめに言って最高なんで本編も上演お願いします。
少しでも興味をもっていただけた方は、ロミオとジュリエット月組版を是非ご覧ください。*8
絶対坂本くんにやって欲しくなるから!!!
間違いないから!!!!
それにしても私、小池先生の舞台好きだな。
やっぱりあの盆まわりまくり、セリ上がりまくりの舞台を見ると無条件にテンションあがるから仕方ないね。
あとスーパーミュージカルスターのマサさんにはなるべく歌って踊っていてほしいから必然的に海外ミュ主体に選んじゃうもんね、仕方ないね。
ここまで書いて満足した〜〜〜〜〜
あれ、5時とかなんでだろうなあ笑???
萌えを少しでもはきだせたからよしとしよう。
今日は徹夜でがんばりま〜〜す!
V担的夏祭りは終わってしまったけど、これからも定期的に公式からの供給があることを願って!((とりあえず、直近はMステのウルトラフェスですね。)
そして昨夜の放送を見た東宝の偉い人から坂本くんにオファーが来ることを祈って!!
言霊になりますように。。
*1:あとリア友に宣伝していて思ったのは、学校へ行こう!という看板を掲げなかったこともハンデにあるかなと思いました。今の中高生には響かないかもしれませんが、直撃世代にはやっぱりあの看板は大きいので…。諸々の事情もあると思いますし、私は今回の番組名に不満はないのですが、もしこれが視聴率に結びつかない一因になってしまっていたら寂しいし、残念です。
*2:どうでもいいですがはてなブログってオレンジ色ないの?これって正確には黄色ですよね
*3:まさかの初生V6が愛なんだ2017。贅沢すぎてもはや今年の運はすべて使った気がする。よって就活が怖い笑
*4:宝塚は番手によって歌う曲数、衣装の数などが決まる。本来はトップスターとトップ娘役は必ず恋愛関係にあることも宝塚システムの一つなのだが、この作品ではそのお約束は守られていない
*7:長くなるので端折っています。歌詞最高なので興味がある方は
ロミオとジュリエット歌詞 第二幕 @ Girl in the Tower :: 痞客邦 PIXNET ::の「娘よ」をご覧ください。
*8:残念ながらDVDはすでに廃盤だけどネットを探せばあると思うので…本当は絶対にダメなんですが